思いは時空を超えて 5
13年目
堂園メディカルハウスをオープンして、今月の 3 日で満 12 年が過ぎました。学生でいえば、小学校、中学校、高校
を卒業し、いよいよ大学生です。
11 月 3 日を開院日にしたのには、わけがあります。文化の日、医療を文化と考える思想を広めたかったからです。定 礎には、「この地から医療文化を世界へ」と、彫ってあります。
昨日と本日の「李 啓充」先生の講演会の内容は、期待通り、素晴らしいものでした。日本は、「アメリカの悪い面 を真似し、いい面からは目を逸らしている」と、つくづく思いました。このような講演会も大切な堂園メディカルハ ウスの仕事と思っています。日本の医療は今終末期です。安らかな最後から、新生が必要です。
堂園メディカルハウスの事務長の穂原が作成した私たちが知らない医療の暗点のDVDも好評で、さっそく欲しいと いう人がいました。それは、職員や患者さんに見せて、意識改革をしたいからだそうです。
オバマ新大統領は勝利演説の中で、リンカーンの言葉を語っていましたが、今日本は坂本龍馬の「日本は大洗濯せな
ならんきゃに」でしょうか。薩摩はやはり西郷隆盛の「敬天愛人」でしょうか。天に唾を吐く、自称この国のリーダ
ーの何と多いことよ。