言葉綴り 37

「お金の年金より、友達の年金を」

仕事をしている時は毎日会う人の8~9割は仕事関係、職場の人です。
定年になると、毎日仕事であっていた人とは会うことがなくなります。
そうなると家でブラブラしてしまいがちです。
いくら年金が入っても、友と語らう機会が少ないのは、寂しいです。


私の父は年をとり診療所を縮小しても、色々な友達がおり、亡くなる寸前まで友に囲まれていました。
私が小さい頃父は「総理大臣から乞食まで友達だ」とよく言っていました。
いつも分け隔てなく人を大切にしていた父に、年をとってからの友は、若い時からの積み重ねであることを学びました。