祈り
新しい年になった。
昨年は、悲しい事件が多すぎた。
今世界中が一番必要としている時間は、「祈り」の時ではないだろうか。
スラヴァの歌には「祈り」が込められている。
スラヴァは日本人にカウンターテナーの素晴らしさを教えてくれた。さらに、デビューアルバル「アヴェ・マリア」を通して、今社会に最も必要な愛は、母の愛であることを思い出させてくれた。
彼の歌声を聞いていると、静けさにと安らぎに包まれる。
マザーテレサは「静けさの中で、祈りなさい。沈黙の果実は祈りである。祈りの果実は信仰である。信仰の果実は愛である。愛の果実は奉仕である。奉仕の果実は平和である」と言っておられる
信仰する宗教は異なっても、誰もがマザーテレサを尊敬するように、マリア様は母性愛のシンボルである。魂に染み入るスラヴァの「アヴェ・マリア」を聴きながら、会場の皆と一緒に今年の世界平和を祈る時を過ごしたい。
クラッシクを敬遠する人もいるかもしれない。しかし、CD「アヴェ・マリア」のプロデュサーが伝説のロックグループ「ピンクフロイド」を手がけたグレッグ・ウォルシュであると知ると、ロックファンも聞きたくなるのではなかろうか。
新しい年明けには、神社やお寺や教会に行き、多くの人が祈ったであろう。
ご利益ではなく、心から「祈り」ましょう。